箱根駅伝挑戦への取り組み

学長メッセージ

芝浦工業大学駅伝部に所属する土木工学科の矢澤健太さんが、2018年1月、関東学生連合メンバーとして本学史上初となる箱根駅伝本戦出場を果たしました。これを期に、本学は2027年に迎える大学創立100周年までに本戦出場という目標を掲げ、駅伝プロジェクトを発足させました。 そして、2021年1月コロナ禍の中、開催となりました第97回大会では、デザイン工学科2年の松川雅虎さんが二人目となる本戦出場を果たし、すばらしい走りを見せてくれました。実験、実習の多い工学系大学にあって、駅伝部の学生たちは勉学の合間を縫って練習に励み、着実に実力を伸ばしています。 芝浦工業大学は、本戦出場という高い目標に向けて挑戦しつづける学生たちを全力で支援していきます。学生・教職員・卒業生・保護者の皆さんには、引き続き応援宜しくお願いいたします。

芝浦工業大学 学長 山田 純

寮の建設

練習場がある大宮キャンパスすぐ近くの場所に、駅伝部専用の寮が設置されています。

駅伝部専用学生寮「白亜寮」

駅伝プロジェクト入学者選抜

これまで芝浦工業大学では、2012年に箱根駅伝予選会へ初出場して以来、毎年挑戦を続けています。
これまでの予選会の最高成績は第99回大会の20位。2018年の第94回大会・2021年の第97回大会・2023年の第99回大会では、チームトップの選手が関東学生連合チームに選出され、それぞれ1区(94回)・10区(97回)・5区(99回)を走り存在感を示しました。
今後、チームとして夢の本戦出場に向けて期待が高まります。芝浦工業大学では、箱根駅伝出場を目指し、一緒にチャレンジする学生を募集します。

駅伝プロジェクト入学者選抜

箱根駅伝への挑戦の歴史

芝浦工業大学駅伝部は、2011年に結成し、箱根駅伝の出場に向けて活動を始めました。平日は実験や実習が多く、学生たちはその合間を縫って練習に励んできました。当時は練習場所も専用トラックなどはなく、大学周辺や近くの公園で行っていました。また、入部する学生は陸上初心者も多く、ランニングの基礎から始まりました。そのようにして始まった箱根駅伝への挑戦は、2017年の予選会でひとつの成果にたどり着きます。毎年少しずつ伸ばした記録は初出場時に比べて約50分にも達し、チームトップの矢澤健太さんが関東学生連合チームに選出されたのです。さらに、2018年1月2日には関東学生連合チームの第1区の選手として、本学の学生として初めて箱根駅伝を走りました。これにより「チームとして出場したい」という思いがいっそう強くなり、学生たちはさらに意欲的に練習に取り組んでいます。大学も学生たちの頑張りを支援するために創立100周年事業として「駅伝プロジェクト」を発足。大宮キャンパス周辺に陸上トラックを備えたグラウンドや寮の整備を行い、1日のスケジュールの中でより効率的に練習に取り組めるよう、環境を着々と整えています。成長著しい学生たちがこれから刻んでいく歴史のために、挑戦の記録を残していきます。

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2023.1.2 第99回箱根駅伝

橋本さんが関東学生連合チームの5区に出場!
橋本 章央(はしもと あきお 環境システム学科3年)さんが関東学生連合チームの5区(小田原~芦ノ湖 20.8km)に出場しました。
橋本さんは、幼い頃から希望していた山登りの5区へ挑戦。前の選手と少し差のある最後尾の位置で襷を受け取りましたが、沿道からの大きな拍手を受けながら2人の選手を抜く力走を見せました。その結果、1時間12分38秒(区間9位相当 ※オープン参加のため参考)で芦ノ湖のゴールテープに飛び込みした。

2023.1.2

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2021.10.23 第98回予選会

総合時間 11:05:36
9回目の出場 全41校中25位で完走
10月23日、第98回東京箱根間往復大学駅伝競走(箱根駅伝)予選会が陸上自衛隊立川駐屯地内で開催されました。箱根駅伝予選会過去最高の25位。
11:05:36のタイムも昨年に次ぐ記録です。
個人では松川雅虎さんが80位、 大谷健斗さんが138位と、箱根を走ったエースに続く選手が現れはじめました。

2021.10.23

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2021.1.3 第97回箱根駅伝

松川さんが関東学生連合チームの10区に出場!
松川 雅虎(まつかわ みやと デザイン工学科2年)さんが関東学生連合チームの10区(鶴見~大手町 23.0km)に出場しました。
2018年の第94回箱根駅伝では、芝浦工大初のランナーとして矢澤さん(当時 土木工学科4年)が1区を走りましたが、松川さんはその区間を折り返すかたちで、最後の10区を疾走しました。
区間タイム 1:10:50(区間6位相当 ※オープン参加のため参考)

2021.1.3

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2020.10.17 第97回予選会

総合時間 11:02:43
8回目の出場 全46校中31位で完走
10月17日、第97回東京箱根間往復大学駅伝競走(箱根駅伝)予選会が陸上自衛隊立川駐屯地内で開催され、体育会陸上競技部駅伝ブロックが出場全46チーム中31位の結果を残しました。今年は感染予防を理由に一般の応援が無い中、雨天のコースを力走。11時間2分34秒の記録をマークしました。 昨年の11時間50分16秒から大幅に記録を短縮し、競技距離がハーフマラソン(21.0975km)に変更されて以降、最速のタイムとなりました。 個人としても、7人が本学の過去最高記録(第96回 1時間6分43秒)を上回る健闘ぶりで、チームトップの1時間3分4秒を記録した松川雅虎さん(デザイン工学科2年)は70位に位置しています。 目標の本戦出場には手が届きませんでしたが、好記録をマークした選手たちの、更なる活躍が期待されます。

2020.10.17

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2019.10.26 第96回予選会

総合時間 11:50:16
7回目の出場 全43校中31位で完走
チーム最高タイムを記録した三木海刀さん(機械工学科4年)は「皆さんの支援があったので、ここまで来ることができたと感じています。これからは、一人一人が本選出場を目標にがんばっていきます!」と今回の大会を振り返りました。駅伝選抜での入学者も加わった今年、箱根駅伝本選出場に向け、選手たちの更なる活躍が期待されます。

2019.10.26

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2018.01.02 第94回箱根駅伝

【本学の学生として初の本戦出場】
矢澤さんが関東学生連合チームの1区に出場!
矢澤 健太(やざわ けんた 土木工学科4年)さんが関東学生連合チームの1区(大手町~鶴見 21.3km)に出場しました。高校時代に剣道部だった矢澤さんは、本学入学後に陸上部長距離ブロック(現駅伝部)の門を叩き実力を伸ばしました。本学の選手として初の本戦出場で第1区のスタートを切ると、区間21位相当(※オープン参加のため参考)ながら1時間04分50秒で襷を繋ぎました。1区はハーフマラソン(21.0975km)の距離よりも長いにも関わらず、ハーフマラソンの自己記録よりも1分以上早いペースで大役を果たしました。

2018.01.02

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2017.10.14 第94回予選会

総合時間 10:51:51
6年連続6回目の出場 全49校中30位で完走
昨年記録したチーム最高記録を10分以上更新し、11時間を切るという目標達成。

2017.10.14

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2016.10.15 第93回予選会

総合時間 11:03:58
5年連続5回目の出場 全50校中31位で完走
12人の出場選手中8人が自己新記録を更新し、昨年度より記録を3分2秒更新

2016.10.15            

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2015.10.17 第92回予選会

総合時間 11:07:00
4年連続4回目の出場 チーム自己ベスト記録を3分上回り全49校中33位で完走

2015.10.17

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2014.10.18 第91回予選会

総合時間 11:09:10
3年連続3回目の出場 全48校中33位で完走

2014.10.18

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2013.10.19 第90回予選会

総合時間 11:07:19
2年連続2回目の出場 全44校中31位で完走

2013.10.19

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2012.10.20 第89回予選会

総合時間 11:41:25
予選会初出場 全45校中40位で完走

2012.10.20


※芝浦工業大学陸上競技部駅伝ブロックは、2021年4月1日より芝浦工業大学駅伝部と呼称。

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